前回、速さの問題の攻略法を書きましたが、実際にどのように図を書いていけばいいのかの手順が動画等でないと伝わりにくいものでした。
動画公開まで、もう少し時間がかかるので、今回は4年生レベルの線分図の書き方について書きます。この内容ならば、このコラム内で完結します。
和差算における線分図の書き方紹介です。
書き方はわかっているけれど、うまく活用できていない例を挙げます。
具体的な問題として
ある小学校の4年生の児童数は176人で、女子は男子より12人多いです。
女子の人数は何人ですか。
解答を求めるための線分図は

です。
これを真面目な子は、数量の大小のことを意識して

差をとても小さくしてしまう子がいます。
2量の和差算であれば、これでもなんとかなるのですが、3量となると、見づらくなり、失敗します。
具体的には
算数のテストが3回ありました。たけし君の点数は2回目より1回目の方が15点少なく、3回目より2回目の方が6点多く、3回の合計点は231点でした。
たけし君の3回目のテストの点数は何点ですか。
という問題で、

どの回にそろえるのも視覚的に見やすいのですが、差を実際の数の大小感覚を大事にしすぎて

と書いてしまうと間違えやすくなります。
どこが?と思うかもしれませんが、ここでは、作図ソフトを使って書いているので、これでもできそうですが、4年生が手書きで書いた状況をイメージしてみてください。
線も多少曲がり、字も大きくなり、とても見づらくなるはずです。
そもそも和差算の解法の流れは、差に注目して、数を足したり、ひいたりして、同じ大きさ2つ分または3つ分にすることです。
となると、どの部分の差がいくつでということが見やすいことが大事であり、実際の大小感覚は重要ではありません。
もちろん、2つの数量の大小関係まで狂ってしまったら、それは問題文の読み違いということになってしまうので、それはダメですが。。。
4年生であれば、ちょうど和差算の学習は終わり、同じく線分図を活用する分配算を学習する頃だと思います。
差に注目しやすい図になっているか確認してみるといいかもしれません。
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