中学受験算数 効率的な学力向上法 その2

 前回、書いた内容の続きです。

 週単位学習を進めていく中で、学習したことをひとつひとつ習得していく子と、残念ながら、その週限りで時間の経過と共に抜けていく子に分かれます。

 ひとつひとつ習得して身になっていく子とそうでない子の特徴を書いていきます。

 ① 考え方の理解の仕方

 ② 授業で習ってからの自分で反復するまでの時間間隔

 ③ 解き直しの仕方

 大きく分類すると、この3つで分かれてくるように思います。

 今回は、②について、細かく書きます

 やはり、新しく学習した内容については、

 当日中に軽く少し、その翌日には、しっかりと取り組みたいところです。

 課題等があってもなくても、時間が経てば経つほど、そのときにわかったと思ったことでも、「なんだっけ?」となります。

 すぐやると、全部記憶で解いてしまっているので、少し間隔を空けた方がよいでしょうか?といったご相談を受けることがあります。
記憶で解いてしまう状況でも、新しい内容については、記憶を残り続けさせるという意味で利点はあると考えます。

 ちょっと、横道にそれますが、大手進学塾はの週単位の動きにおいて、算数の授業日が週2回ある塾と週1回の塾とで、分かれます。

 週2回ある塾では、週内で2回あり、その課題を取り組むことになるので、あまり時間間隔は空かないと思います。

 週1回の塾では、次の授業まで1週間空くので、1週間後の授業前日にやればいいという感覚が発生しがちです。

 そこまで間が空いてしまうと、ほぼ抜けます。
解答などを確認しながらになるので、しっかり取り組もうとしても時間効率は悪くなります。

 私の教室に通うサピ併用生で例にあげると、

 ひとつひとつ習得していく子は、フォローアップ講座の前に、全部は終わっていなくてもサピ授業内で理解に苦しむ問題以外は取り組みが終わっています。
 その上で理解に苦しむ問題の習得を、私の教室での授業で、それを習得すればいいだけなので、多くの演習量をこなすことができて、さらに自分を高めていく行動になっています。間隔を空けない学習に加えて、演習量も伴っているので、時間が経っても抜けることは少なく、効率的な学習と言えます。

 一方で、時間の経過と共に抜けていく子は、わかった問題も放置した状態で、フォローアップ講座を迎えるので、「なんだっけ?」状態に始まり、それを再学習した上でになるので演習量は最低限となります。最低限の演習量はこなしているので、抜けは少なくなりますが、ひとつひとつ習得していく子とは、差が開いていきます。

 一応。。。。。
 現在、在籍している子で、後者の子はいません。
 しっかりと早めに取り組むという習慣が、授業の復習という面では確立しています。

 最後に
 しっかりと課題や復習を行いつつも、その後のテスト等で同じ問題を間違える事例に対して、どのくらい反復させればよいでしょうか?というご相談をよく受けます。
 個人的な意見として、コピーをとって何度も何度もやらせるという考え方はあまり賛成しません。考え方の理解ではなく、答えまで流れの暗記に走ってしまうからです。
 ご家庭内で、コピーをとって何度も取り組ませなくても、ほとんどの塾で、時間を少し空けた状態で、何度も出てきます。その際のしっかりとした解き直しで十分だと思います。それでもミスが繰り返される場合は、要は根本的にわかっていないからなので、質問に行かせる行動をとらせることの方が効率的と思います。

 大人でも期限が先だと、先送りしてしまうことがあると思います。
 なかなかすぐに取り組まないという流れになっているお子さまについては、週単位の学習計画をお子さまと話し合いながら立てることをお勧めいたします。

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