この2月の中学受験を迎えた6年生対応で、すっかりこのコラムから筆が遠ざかってしまいました。
2026年度を迎え、新6年生のみならず、学年がひとつ上がったことで、今までより、さらにしっかりと勉強させなければとお考えの保護者の方も少なくないと思います。
この2月、3月は、学年が上がったことにより、通塾曜日や拘束時間の増加に合わせて、まずは、生活リズムの構築が最優先だと考えます。
とはいえ、目の前の課題であったり、できない問題があれば、放置しておく訳にはいかないというのも実情でしょう。
そこで、ここから数回に分けて、算数学習における適度な反復学習量について書いていきたいと思います。
中学受験用算数教材は、どこの塾においても、市販教材においても、問題量が本当に多いです。高校受験用、大学受験用教材の10倍はあると言っても過言ではないと思います。
教材として与えられると、それを全部取り組ませなければいけないような錯覚に陥りそうですが、そんなことはありません。
大事なことは、与えられた教材を通して、できる限り少ない量で、自分の身になるか、そして身になったら、そこで次のことに進めるといった効率性だと考えます。
できる限り少ない量と書きましたが、すべての問題が1回でどうこうなるとは思いませんが、その子の得手不得手しだいで考えていくべきでしょう。
そもそも塾の指導システムのベースとして、どれだけ繰り返されているのかを把握することから始まってみてはどうでしょうか
1例として、5年生以上のSAPIXのこの時期の授業内反復量を挙げてみたいと思います。
・B授業で、デイリーアプローチを用いて導入
→ 1回目
・家庭学習指示として、デイリーサポートに取り組む
→ 2回目
・翌週、デイリーチェックで数値換えテスト実施
→ 3回目
・以降、少し時間が経って、授業前基礎力定着確認テストでも出題(複数回)
→ 4回目+α
・問題によっては、基礎力トレーニングにも登場
・以降の同一単元がやってくるたび、改めて登場
真面目に取り組めば、これだけでも十分な反復回数になっています。
これはSAPIX限らず、他の塾でも、同等、場合によってはそれ以上の反復を
指導システムの中に組み入れられています。
ただ実際のところ、これだけ反復しても、定着まで至らない、一時的にできるようになっても、1週間も経たないうちに抜けてしまう子が数多くいます。
それに対する対策について、次回、引き続き書きたいと思います。
受験サポート 進学教室アシストのコラムでは、受験生・受験生を持つ保護者の方に向けてお役立ち情報として公開しています。



